このように歯石(茶色の部分)が多量に付着した状態では、口臭がひどく、重度の歯周病のため歯肉が痩せ、歯がグラグラになってしまいます。
この状態を改善するには、歯磨きでは意味が無く、超音波スケーラーを使った歯石除去(スケーリング)が必要となります。
猫の歯肉炎・口内炎は痛みがひどく、猫が食欲をなくす原因となります。
原因は口腔内細菌、ウイルス、免疫の関与などといわれていますが、定かではなく、再発を繰り返しやすいため、とても厄介な問題です。
当院では、歯肉・口内炎に対する薬物療法も行いますが、現在最も有効であるといわれる抜歯(前歯以外の歯をすべて抜きます)をおすすめしております。猫ちゃんが歯肉・口内炎に苦しんでいる場合は、ぜひご相談ください。
犬・猫は驚くほど速いスピードで歳をとっていきます。8歳前後から「高齢期」を迎え、関節の異常やホルモン失調など、様々な身体的な不調が現れるようになります。
発症してしまった病気を治療することも大切ですが、未病の段階から対策することの方が健康維持のためには重要です。
病気の早期発見のために、若齢期には年に1回、高齢期には年に2回健康診断を受けましょう。
健康診断(お手軽コース) | |
---|---|
内容 | 一般身体検査(血圧・眼圧・眼底・触診) 血液生化学検査 |
予約 | 不要 |
簡易的な健康診断は予約無しで受けることができ、時間も30分程度で終了します。診察中にお気軽にご相談ください。
※朝ごはんを抜いていただくと、より正確な検査ができます。
より診断精度の高い健康診断「ペットドック」をご紹介します。
ペットドックでは、複数の検査を組み合わせることにより、簡易検査では分からない異常を検出できる可能性があります。年齢に合わせたコースをご用意しておりますので、ご検討ください。
検査項目 | ヤング健診コース(7歳まで) | シニア健診コース(7歳以上) | ||
---|---|---|---|---|
犬 | 猫 | 犬 | 猫 | |
一般身体検査 (血圧・眼圧・眼底・触診) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
血液生化学検査 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SDMA検査 (腎機能の異常を早期に検出) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
超音波検査 (心臓・腹部) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
レントゲン検査 | ー | ー | ◯ | ◯ |
尿検査 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
甲状腺ホルモン測定 | ー | ー | ◯ | ◯ |
Snap proBNP測定 (猫の心臓病を早期に検出) |
ー | ◯ | ー | ◯ |
上記のお悩みがあれば、ぜひ一度マイクロバブル温浴をお試しください。ご予約はお電話にて承ります。
当院では、可能な限り最新の手術器具を導入し、目的に応じた器具を選択し、外科手術を迅速かつ安全に行うよう努めております。
手術で最も活躍する器具であるメスも3種類揃えております。
軟部外科領域では、下記のような疾患に対する手術実績がございます。
当院では整形外科手術も積極的に行っております。
手術の際には常に院内のデジタルレントゲンや協力病院によるCT・MRIなどの画像診断を活用し、病変部を正確に見定めて手術計画を立てております。
術後は運動機能を正常まで回復させるためにリハビリテーションを実施します。
整形外科領域では、下記のような疾患に対する手術実績がございます。
外科手術を行うには、必ず全身麻酔をかける必要があります。健康なワンちゃん・猫ちゃんで問題となることはほぼ無いのですが、残念ながらそれは100%ではありません。
健康状態が悪い場合、生まれつき体に奇形がある場合、麻酔薬が合わない体質である場合は、麻酔薬が体に大きな影響を与え、危険な状況に陥ってしまう可能性があります。
当院では、可能な限り麻酔リスクを低減するために手術中の生体モニターを徹底しておりますが、より安全性を高めるために、術前の健康診断をおすすめいたします。
手術時の鎮痛
手術を目的に鎮痛薬を使用する際は、できる限り副作用や動物への負担が少なく、効果が十分に得られるよう、次のような方法を取っています。
飲み薬による鎮痛
痛みに苦しむワンちゃん、猫ちゃんにお薬を連日飲ませることはたいへんなことが多く、過剰なストレスにより、ご家族の皆さんとの信頼関係が崩れてしまいかねません。
当院では、なるべく嗜好性が高く飲ませやすい鎮痛薬をご用意しております。
少しでも痛みを伴う可能性のある処置を行う場合、できる限り局所麻酔を行い痛みを和らげるように心がけています。
心臓の動きと構造をリアルタイムで評価します。
このように血液の流れに色付けした詳細な検査も可能です。
ペットの高齢化に伴い、心臓病も増加傾向にあります。高齢期を迎えたワンちゃん・猫ちゃんは心臓検診を受けましょう。
腹部には、肝臓、腎臓、脾臓、膀胱など多くの臓器が存在します。
腹部エコー検査ではそれぞれの臓器を詳細に評価することができ、「ガン」を早期発見できる場合もあります。
高齢期を迎えた場合、血液検査で異常値を指摘された場合は、腹部検診を受けましょう。
いわゆる「胃カメラ」で、主に慢性的な嘔吐や下痢の原因を診断するために使用します。
異物(誤って飲み込んだオモチャなど)や毛玉の摘出にも利用され、サイズが大き過ぎなければ、メスで胃や腸を切開することなく摘出することができます。
また、ポリープや、胃腸の粘膜の一部を採取することで、肉眼では分からない病変を診断(病理学的検査)することができるなど、その用途はさまざまです。
ペットが慢性の嘔吐・下痢に悩まされている場合は、ご検討ください。
当院では、内視鏡を耳の治療にも応用しています。
カメラを耳鏡と連結させることで、耳の奥の様子をモニターに映しながら治療を行うことができます。
慢性的な外耳炎の検査や、耳のカテーテル洗浄、ポリープの採材や摘出などを行うことができます。
対象 | 生後4ヶ月までの仔犬 |
---|---|
開催日 | 毎週土曜日 |
時間 | 14:00〜15:00 |
期間 | 6週(連続でなくても受講できます。) |
受講料 | ¥1,500/回 |
申込 | お電話にて空き状況をご確認の上、ご予約ください。 【連絡先】080-1732-2890 |
お電話はこちら
休診日:水曜日、祝日
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:00 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
15:30〜18:00 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
※学会やセミナー参加のため臨時で休診とさせていただく場合もありますのでご了承ください。
※臨時休診日は「お知らせ」にて事前に告知いたします。